受験の合格に向けて指導を行いますが、
その要素は何があるのか、
今日はそれを書き出してみようと思います。
それは同時に、
シン塾が塾生たちに向けてサポートしている
具体的な内容の項目一覧にもなります。
ブログを見てもらえている人たちへ
受験戦略の参考になればと思います。
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①志望校
国公立か私立かで全然異なる受験になる。
今の実力との距離も出来る限りすぐに測る。
公募をどうするか。
第2志望はいつから考えるか。
国公立組は私立をどうするか。
滑り止めは受けるのか。
オープンキャンパスはどれくらい参加するか。
…等、考えることは多いが、
最終的には本人次第なので、
塾がやれる事としては状況整理が大切。
第1志望→成績が予想より伸びたら受ける
本命→予定通りくらいの成長ならココ
滑り止め→合格の確保は出来る大学を確認しておく
…と3つに分けて考えるのはバランスがとても良い。
志望校は変わる事もある。覚悟を決め過ぎない。
②(受験)勉強時間+科目バランス
志望校と今の実力にもよるが、
時期ごとに勉強時間の目安はある。
春は学校+3~5時間(部活次第)
夏は10時間前後。国公立は12時間やりたい。
秋は学校+5~6時間
冬は使える時間を目一杯。
これらの時間リソースを
個々人の特性(得手・不得手なども含む)に合わせて、
各科目・単元・教材に
どのように振り分けていくかは経験と計画が必要。
なので細やかなサポートを行う。
もちろん、勉強量にも直結する。
ちなみに(受験)勉強時間と記載して
(受験)にかっこを付けたのは
学校の勉強が入る混んでくる可能性があるから。
学校の勉強を尊重しつつ
タッグを組んで合格に繋げていくために
勉強時間のバランス配分も非常に重要になる。
3年生の2学期の期末どうする?とかも
迷う人が多いはず。
結論は、
受験科目に関してはしっかりやるべき。
③教材(+勉強法)
各科目、単元ごとで適切な教材を選定する。
ここは腕の見せ所の1つ。
各人の好みや学校のスタイルもあるので
型はあれど一概に答えは決まらない。
なので、リアルタイムで夏までは確認をし続ける。
本人の納得感も重要視する。
また、受験年度の秋以降には
過去問・予想問題以外、
出来る限り教材を追加しない方が良い。
(同じシリーズでの更新はOK)
「これをやれば成績があがる」
といった魔法の教材は
モチベーション維持程度までで
留めておくべきだと考える。
そんな甘い話は無い。
仮に存在するなら全受験生が買うのでやっぱり無い。
もし、新教材を導入後に成績が急に上がったのなら、
それはそれまでに勉強していた内容が
花開いたと解釈するほうが自然。
1冊の教材を正しいやり方でやりこむことが大切。
全科目と各教材ごとで勉強法のコツはある。
勉強法の研究無しで受験に臨まない。
④生活リズム
就寝時間、起床時間も含めてチェックする。
睡眠時間は人それぞれ。
ただ、夜中に遊んでしまう癖だけは厳禁。
受験どころではなくなる。
夜に遊んでしまって昼に寝てるのなら、
それは個人で反省してもらうべき要素。
教えてくれない生徒も出るが、
それは本人次第なので信頼する。
⑤塾に来る時間
通塾リズムが安定しているタイプは伸びる。
何らかの用事で来れない時に
バックアップを自分で考えるかどうかも
伸びるタイプかどうかの分かれ目。
体調が悪いときや忙しいときに、
ちょっとでも良いから顔を出そうとする子も伸びる。
その数時間以上の意識差が普段から出ている証拠。
⑥集中力
勉強している時の表情や雰囲気、背中を見る。
時期にもよるが、
点数を上げようと考えて勉強しているのか、
言われたことを単にこなしているのかで、
差は大きく開く。
その差は夏くらいから顕著になる。
自分で考えれているかどうかの違いにもなる。
⑦仮眠
1日1,2回ほどで、10分か15分までなら積極的に取るべき。
眠いままダラダラやるのが一番非効率。
自分も楽なのでわかっているはず。
⑧モチベーション
やはり時期による。
非常に難しい要素。
個々人を普段からどれだけ見ているか。
塾からの声かけや面談内容でも影響する。
ただ基本的に、
モチベーションには期待をしない事。
モチベーションで勉強を出来たのならラッキー。
やる気なんて出なくても別にいい。
必要だからやる、が受験生のリアル。
だから、普段は「仕組みと環境」で継続する。
(シン塾が自習塾として機能しているのはここ)
そのうち自分の成長を感じれるようになれば
それは楽しいにつながる。
そうするともっと伸びる。
入り口はモチベーションに頼らないのに
最後は楽しんだもん勝ちになる。
過去問を解いた後の結果の捉え方も要注意。
必ず指導者と一緒に結果を確認するべき。
良い点も悪い点も本人だけでは正確に判断できない。
時期ごとの目途としては、
夏は人それぞれ。(だから差が付く)
秋は一度落ちる。
冬は緊張感とのバランス次第。
直前期はストレス耐性の方が重要。
⑨自宅学習
正確に把握するのは無理。
本人次第な部分がどうしても出る。
個々人の性格に大きく左右される。
基本的には十分にはやれないと思っておく。
自宅でやった内容の進捗を塾で確認するが
最終的には過去問の結果を元に
質の向上を追いかけていく。
本人の適度な危機感がポイント。
⑩受験直前の心構え
受験をどう捉えるか?
を指導できるかどうか。
これを知らないまま試験に臨むと
緊張でIQが下がり、点数が取れない人が続出する。
良くも悪くもあなたはあなた。
他でもない塾が、
敢えて受験生に向けて言う言葉を聞いてもらう。
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以上、取り急ぎシン塾で支援している
項目一覧です。
受験勉強を控えている方々は
良かったら参考にしてみて下さい。
上記をすべて抑えた当塾の塾生たちは
この夏、駆け抜けています!