9月に入りました。
学校の中でも指定校推薦の話が現実味を帯びてくる時期です。
指定校推薦を考えている人。
一般入試で受験する人。
公募推薦を考えている人。
まだ迷っている人。
それぞれの立場で大学受験への向き合い方が少しずつ変わってくる時期だと思います。
指定校推薦で進路が決まりそうな人が出てくると学校の雰囲気も変わります。
安心する人もいれば焦る人もいると思います。
「指定校推薦はいいな」
「一般入試は大変だな」
「自分はこのままで大丈夫なのかな」
「そもそも大学合格って何なんだろう」
そんなことを考える人もいるかもしれません。
今日は指定校推薦について少し考えてみたいと思います。
指定校推薦は楽な道ではない
まず伝えたいのは指定校推薦は決して「楽をした人の道」ではないということです。
指定校推薦は高校生活の積み重ねの結果です。
定期テストを頑張る。
提出物を出す。
学校生活を大切にする。
評定を積み上げる。
欠席を少なくする。
日々の授業に向き合う。
そうした積み重ねがあって初めて選択肢として見えてくるものです。
一般入試とは違う形ではありますが指定校推薦にも努力があります。
だから指定校推薦で進路が決まることを軽く見る必要はありません。
それは一つの立派な大学受験の形です。
合格したら終わりではない
一方で指定校推薦を考える上で大切なこともあります。
それは「大学合格はゴールではない」ということです。
大学に合格することはとても大きな成果です。
でも大学生活は合格した後に始まります。
大学に入ってから何を学ぶのか。
どんな人と出会うのか。
どんな経験をするのか。
どんな力を身につけるのか。
将来どんな生き方につなげていくのか。
そこまで考えると大学合格はゴールではなく次のステージへの入口です。
指定校推薦で合格したとしても大学に入ってから必要になる力はあります。
自分で学ぶ力。
自分で考える力。
分からないことを調べる力。
課題に向き合う力。
人と関わる力。
自分の人生を選んでいく力。
これらは入試方式に関係なく必要になります。
だからこそ「どうやって合格するか」と同じくらい「合格した後に何が残るか」が大切です。
指定校推薦で決まった後に問われること
指定校推薦は早い時期に進路が決まる可能性があります。
それは大きな安心につながります。
受験の不安から解放される。
進路が見える。
家族も安心する。
大学生活に向けて準備ができる。
良い面はたくさんあります。
ただし早く決まるからこそ問われることもあります。
合格後の時間をどう使うのか。
ここがとても大切です。
進路が決まった瞬間に勉強を完全に止めてしまうのか。
大学に向けて英語や基礎学力を整えるのか。
読書や資格や将来の準備に時間を使うのか。
高校生活の残りをどう過ごすのか。
同じ指定校推薦でもその後の過ごし方で大きく変わります。
合格は終わりではなく次の始まりです。
だからこそ指定校推薦で決まった人ほど合格後の時間を大切にしてほしいと思います。
学力とは点数だけではない
大学受験では点数が大切です。
これは間違いありません。
一般入試でも公募推薦でも共通テストでも必要な点数を取る力は問われます。
ただ学力とは点数だけではありません。
本当の学力とは何でしょうか。
分からないことに向き合う力。
必要なことを積み上げる力。
自分の弱点を認める力。
同じ間違いを繰り返さないようにする力。
結果を見て修正する力。
すぐに成果が出なくても続ける力。
こうした力も含めたものだと思います。
指定校推薦で合格する場合もこの学力は必要です。
定期テストを頑張ること。
提出物を続けること。
学校生活を大切にすること。
評定を積み上げること。
これらも広い意味では学力の一部です。
そして大学に入ってから問われるのもこうした力です。
自分で学び続ける力があるか。
自分の課題に向き合えるか。
環境が変わっても努力できるか。
そこが大切になります。
指定校推薦と一般入試を比べすぎない
この時期になるとどうしても周りと比べやすくなります。
指定校推薦で決まりそうな人がいる。
公募推薦に向けて準備を始める人がいる。
一般入試に向けて勉強を続ける人がいる。
それぞれの道があります。
指定校推薦だから楽。
一般入試だから偉い。
推薦だから甘い。
一般だから厳しい。
そういう単純な話ではありません。
大切なのは自分がどの道を選びその道にどう向き合うかです。
指定校推薦には指定校推薦の努力があります。
一般入試には一般入試の努力があります。
公募推薦には公募推薦の難しさがあります。
どの受験方式にもそれぞれの意味があります。
だから他人の進路を見て必要以上に焦る必要はありません。
自分はどこを目指しているのか。
自分には何が必要なのか。
自分は何を大切にして大学へ進むのか。
そこに戻ることが大切です。
大学合格で何を残すのか
大学合格は大切です。
志望校に合格すること。
行きたい大学に進むこと。
納得できる進路を選ぶこと。
これは本当に大切なことです。
しかし、大学受験で残るものは合格通知だけではありません。
自分は努力できた。
自分は考えて選んだ。
自分は逃げずに向き合った。
自分は最後までやり切った。
自分の未来について本気で考えた。
そう思える受験にできるかどうか。
そこも大切です。
指定校推薦であっても同じです。
高校生活を積み上げてきたこと。
自分の進路について考えたこと。
合格後の時間をどう使うか考えること。
大学に入ってからどう成長するかを考えること。
そこまで含めて指定校推薦を意味のあるものにしてほしいと思います。
シン塾で大切にしていること
シン塾では大学受験を合格・不合格だけで結果を見たいとは考えていません。
もちろん合格は大切です。
でもそれだけではありません。
大学受験を通して自分で考える力を育てること。
自分の弱さと向き合うこと。
必要な努力を積み上げること。
進路について本気で考えること。
自分の人生を自分で選んでいく感覚を持つこと。
そうしたことも大切にしています。
指定校推薦であっても一般入試であっても公募推薦であってもそこは変わりません。
どの受験方式を選ぶとしても
「自分は何を大切にしてこの進路を選ぶのか」
を考えてほしいと思っています。
最後に
指定校推薦は一つの立派な大学受験の形です。
高校生活を積み上げてきた結果として進路が見えてくる。
それはとても価値のあることです。
ただし指定校推薦で合格したら終わりではありません。
大学合格は人生のゴールではありません。
合格した後に何を学ぶのか。
どんな力を身につけるのか。
どんな時間の使い方をするのか。
その進路を自分の人生にどうつなげるのか。
そこまで考えてほしいと思います。
指定校推薦をただ早く受験が終わるものにするのではなく自分の未来につながる選択にすること。
シン塾では一人ひとりが自分の進路に向き合い納得できる受験になるよう最後まで伴走していきます。
お問い合わせは、LINE公式アカウントまたはお電話からお気軽にどうぞ。
シン塾代表 三谷知廣
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