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これからの学習塾の役割

先日、リクルートがオンライン学習サービス「スタディサプリ」を売却する方針だというニュースが報じられました。

スタディサプリといえば質の高い授業を手軽に受けられるサービスとして知られています。

私自身も都内で働いていた時の経験からリクルート出身の友人も多く、

スタディサプリは素晴らしいサービスだと思っています。

今回の売却報道には企業としての経営判断があるのでしょうし、売却するからサービスの価値が低いという話ではありません。

ただ、このニュースをきっかけに改めて考えたことがあります。

これからの学習塾に求められるものは何なのか。

今日はそのことについて少し書いてみたいと思います。

良い授業を手軽に受けられる時代なのは事実

今の高校生は恵まれています。

スタディサプリをはじめYouTubeなどでも質の高い授業を受けられます。

分からないことがあればインターネットやAIで簡単に調べられます。

以前であれば塾や予備校に通わなければ受けられなかったような授業も、今では自宅で手軽に受けられるようになりました。

これは教育にとって大きな進歩だと思います。

ただし、ここで一つ考えなければいけないことがあります。

良い授業を受けることと学力が上がることは同じではない

ということです。

分かっただけでは学力は上がらない

どれだけ分かりやすい授業を受けても、それだけで問題が解けるようになるとは限りません。

授業を聞いて理解すること。

理解した内容を覚えること。

覚えた知識を使って問題を解くこと。

間違えた問題をやり直すこと。

そして試験本番で自分の力で解けること。

これらはすべて違います。

大学受験で必要なのは最終的に自分で問題を解ける力です。

そのためには授業を受けた後の勉強が欠かせません。

むしろ授業を受けている時間よりも、自分で問題を解き復習している時間の方が長くなるはずです。

つまり大切なのは授業の質だけではありません。

その授業をどう活用し、どう学力につなげていくのか。

そこまで考える必要があります。

学力を伸ばすには環境と仕組みが必要

高校生にとって毎日勉強を続けることは簡単ではありません。

部活もあります。

学校行事もあります。

スマホもあります。

疲れている日もあります。

勉強しなければいけないと分かっていても行動できない日もあると思います。

また一生懸命勉強していても、やり方が間違っていれば成果につながりにくくなります。

今の自分には何が必要なのか。

どの教材を使うべきなのか。

どれくらいの勉強量が必要なのか。

いつまでに何を終わらせるべきなのか。

思うように進まない時にどう修正するのか。

こうしたことを高校生がすべて一人で判断するのは簡単ではありません。

だからこそ学習環境や仕組みが大切になります。

勉強に集中できる場所があること。

自分に合った計画があること。

日々の勉強を確認してもらえること。

困った時に相談できること。

必要に応じて方針を修正できること。

こうした環境が整って初めて質の高い授業や教材を十分に活用できるのだと思います。

最後は人が人を育てる

そして私はもう一つ大切なことがあると思っています。

それは人の存在です。

今はAIでも学習計画を立てられます。

学習履歴を記録することもできます。

分からない問題を解説することもできます。

こうした技術は今後さらに進歩していくと思います。

シン塾でも積極的に活用していきたいと考えています。

ただ、実際に生徒と向き合っていると数字や記録だけでは分からないことがたくさんあります。

いつもより元気がない。

勉強時間は増えているのに集中できていない。

志望校への気持ちが揺らいでいる。

頑張っているのに自信をなくしている。

逆に少し背中を押すだけで大きく変わりそうな時もあります。

そんな時に必要なのは単なる正しい答えではありません。

話を聞くこと。

一緒に考えること。

時には厳しいことを伝えること。

時には信じて見守ること。

本人が自分の可能性に気づくきっかけを作ること。

私はこうした人と人との関わりに教育の大きな価値があると思っています。

技術によって勉強は便利になります。

でも、人が人を育てることの価値はなくならない。

私はそう思います。

むしろ技術が進歩するほど、その価値は大きくなっていくのではないでしょうか。

シン塾が大切にしていること

シン塾は授業を受けるだけの塾ではありません。

学習法指導。

管理自習室。

進路指導。

この3つを大切にしています。

志望校から逆算して目標を決める。

今の学力や課題を分析する。

必要な教材と勉強量を明確にする。

集中できる環境で実行する。

面談を通して振り返る。

結果に応じて戦略を修正する。

こうした流れを作ることで日々の勉強を成果につなげていきます。

もちろん良い授業も必要です。

分からないところを丁寧に教えることも大切です。

ただ、それだけでは大学受験は乗り切れません。

勉強するのは生徒本人です。

問題を解くのも生徒本人です。

試験会場で答案を書くのも生徒本人です。

だからこそシン塾では生徒が自分で勉強できる力を育てたいと思っています。

ただ管理されるのではなく、自分で考えて行動できるようになること。

そのための環境と仕組みをこれからも磨いていきたいと考えています。

高1・高2のうちから身につけてほしいこと

特に高校1年生や2年生にとって大切なのは勉強の習慣と方法を身につけることです。

高3になってから急に長時間勉強できるようになるわけではありません。

急に自分の課題を分析できるようになるわけでもありません。

だからこそ早い段階から勉強の型を作ってほしいと思っています。

学校の授業を大切にする。

定期テストに向けて計画を立てる。

分からないところを放置しない。

自分で復習する。

毎日の勉強を継続する。

進路について考え始める。

こうした当たり前の積み重ねが大学受験の土台になります。

最後に

スタディサプリの売却報道をきっかけに、これからの学習塾の役割について改めて考えました。

質の高い授業を提供することは大切です。

しかしそれと同じくらい大切なのは、その授業を活用する環境と仕組みを作ることです。

そして最後には生徒一人ひとりに向き合う人の存在が必要だと思っています。

どれだけ便利な技術が生まれても、学ぶのは人間です。

悩むのも人間です。

成長するのも人間です。

だからこそ教育には人の力が必要です。

シン塾はこれからも新しい技術を積極的に取り入れながら、一人ひとりの生徒に向き合うことを大切にしていきます。

ただ知識を教えるだけではなく、自分で学び自分で考え自分の人生を切り開いていける人を育てること。

それがシン塾の目指す教育です。

お問い合わせは、LINE公式アカウントまたはお電話からお気軽にどうぞ。

シン塾代表 三谷知廣

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