受験生の中でも、
もうすぐ期末試験の行われる人たちが
多いのではないかと思います。
たまにですが、
「学校の勉強と受験勉強の
どちらを優先したらいいですか？」
と質問されることがあります。
もちろん理想は両方ですが、
定期試験前などといった時間がないときに
どちらかを選ぶ場合、
当塾では
「学校の勉強を通じて
受験勉強に繋げてください」
と伝えています。
一方で、
塾生たちの話を聞いていると
「学校の勉強はやらなくて良いから
塾で出している受験勉強をやるように」
という塾さんも割と多くあるようです。
理論的には正しい面もあるのかもしれませんが、
私は賛同しません。
長期休みなどを除き、
基本的に
受験勉強の主体はあくまで学校生活です。
また何より、
塾生たちにはこんな考えも伝えています。
「そもそも学ぶという事は
知らないことを知る事です。
知ろうとする事には謙虚さが必要です。
何でも知っているよという傲慢さは、
知る事と真逆ですよね。
それなのに、
学校の先生へのリスペクトを忘れ、
受験に必要な事だけやっていればいい…
というそんな考えでは
そもそもそれは学ぶという姿勢ではなく、
成長から遠い考え方になっていますよ」
と伝えます。
学校の勉強を絶対に軽視してはなりません。
定期テストできっちりと点数を取りましょう。
教えてくれる人へのリスペクトを忘れず、
学ぶという事自体への謙虚さを持ち、
そんな心で
成長を積み重ねていってほしいと思っています。
定期テスト勉強、頑張りましょう！
