8月も終盤に入り、夏休みが終わりに近づいてきました。
振り返ってみると、あっという間だったと感じる人も多いのではないでしょうか。
夏休みに入る前は、
「この夏は頑張ろう」
「苦手科目を立て直そう」
「勉強時間を増やそう」
「受験に向けて本気で変わろう」
そう思っていた人も多かったと思います。
ただ、夏休みは始まる前に想像しているほど、ゆっくり進んではくれません。
気づけば7月が終わり、気づけばお盆が過ぎ、気づけば8月の終わりが見えてきます。
本当に、あっという間です。
だからこそ、この夏に大切だったのは、
駆け抜けることができたかどうか
だと思っています。
ちょくちょく立ち止まっている余裕はなかったはず
夏休みの勉強で大切なのは、毎日のように、
「学力が上がったかな」
「成績が伸びたかな」
「本当に力がついているのかな」
と確認し続けることではありません。
もちろん、自分の現在地を知ることは大切です。
模試の結果を見ること。
過去問を解いて分析すること。
できるようになったこと、まだ足りないことを確認すること。
これらは必要です。
ただ、夏の途中で頻繁に成果を気にしすぎていると、かえって勉強は前に進みにくくなります。
本当に全力でやっている時は、目の前のことで精一杯です。
今日やるべき英単語を覚える。
数学の問題を解く。
英文法を復習する。
古文単語を積み上げる。
理科や社会の知識を入れる。
模試や過去問の復習をする。
自習室に来て、決めた時間までやり切る。
その一つひとつに必死で向き合っていれば、
「今、自分はどれくらい伸びているのか」
と、細かく気にしている余裕はあまりなかったはずです。
夏は成長を眺める時間がありません。
成長するために、目の前の勉強に没頭する時間です。
理想は「いつの間にか学力が上がっていた」という状態
この夏の理想は、
「折に触れて自分の成長を実感できた」
というよりも、
無我夢中でやり切って、気づけば学力が上がっていた
という状態です。
本当に力がつく時は案外そんなものです。
その瞬間その瞬間では、伸びている実感がないこともあります。
英単語を覚えても、すぐに長文が読めるようになるわけではありません。
数学の問題を解き直しても、翌日に偏差値が上がるわけではありません。
古文単語や文法を積み上げても、すぐに点数に見えるとは限りません。
理科や社会を進めても、全体像が見えるまで時間がかかることがあります。
でも、毎日積み上げていると、ある時ふと変化が出ます。
前より英文が読める。
前より問題の方針が立つ。
前より解くスピードが上がる。
前より知識がつながる。
前より模試や過去問の見え方が変わる。
「気づいたら、前よりできるようになっていた」
この感覚が出てくる生徒は強いです。
それは、特別な才能だけで生まれるものではありません。
目の前のことを一つずつやり切り、夏を駆け抜けた人に起きる変化です。
シン塾の生徒たちは、この夏をよく駆け抜けました
この夏、シン塾では多くの生徒が本当によく勉強しました。
朝から自習に来る受験生。
長時間、自習室で机に向かう生徒。
過去問や模試の結果を受けて、次の課題に取り組む生徒。
部活や学校の予定がある中でも、何とか時間を作って来る高1・高2生。
苦手科目から逃げずに、少しずつ立て直そうとする生徒。
もちろん、全員が毎日完璧だったわけではありません。
疲れた日もあったと思います。
集中しきれない日もあったと思います。
思うように進まない日もあったと思います。
結果が見えず、不安になった日もあったと思います。
それでも、全体として、この夏のシン塾の生徒たちはよく駆け抜けてくれたと思います。
夏休みは長いようで短いです。
その中で、ダラダラと過ごすのではなく、目の前の勉強に向き合い続けたこと。
これは大きな財産です。
勉強は、実感よりも先に積み上がる
勉強で難しいのは、努力と成果の間に時間差があることです。
頑張ったからといって、すぐに点数が上がるわけではありません。
今日の努力が、今日の結果にそのまま出るわけではありません。
だから、不安になることもあります。
「これで合っているのかな」
「本当に伸びているのかな」
「周りに追いつけているのかな」
「この勉強に意味があるのかな」
そう思うこともあると思います。
でも、ここで毎回立ち止まりすぎると、勉強は積み上がりません。
大切なのは、必要な方向に向かって、一定期間やり切ることです。
信じて実行することです。
そして、実行した後に、模試や過去問、面談を通して振り返ることです。
シン塾では、ただ根性で頑張らせるのではなく、学習法、計画、過去問分析、面談を通して、努力の方向を確認しています。
その上で、生徒たちには目の前の勉強に集中してほしいと思っています。
伸びているかどうかを気にしすぎるよりも、まずやり切る。
この夏は、まさにその力が問われる時間でした。
過去問が始まり、ここからは現在地を確認する段階へ
シン塾では、すでに過去問演習も始まっています。
日曜日の朝から受験生が集まり、それぞれの志望校に向けて過去問を解きます。
当日中に自己採点をし、塾長との個別面談を行います。
結果を一人で見て終わりにするのではなく、
どの科目で点が取れているのか。
どこで失点しているのか。
時間配分はどうだったのか。
今週、何を優先して埋めるべきなのか。
志望校に向けて戦略をどう修正するのか。
そうしたことを一緒に確認していきます。
夏に駆け抜けたからこそ、ここからはその成果と課題が見えてきます。
過去問は、直前の確認だけではありません。
自分の現在地を知るため。
足りないものを明確にするため。
これからの勉強の優先順位を決めるため。
そして、志望校に向けたモチベーションを保つために使います。
ただ頑張るだけの時期から、実践と分析を繰り返す時期へ。
ここから受験勉強は、さらに具体的になっていきます。
高1・高2にとっても、この夏の経験は大きい
高1・高2にとっても、この夏に勉強へ向き合えたことには大きな意味があります。
まだ受験生ではないかもしれません。
しかし、高3になってから急に長時間勉強できるようになるわけではありません。
高3になってから急に英語や数学の基礎が固まるわけでもありません。
勉強習慣は、時間をかけて作るものです。
高1・高2のうちに、
自習室に来る。
一定時間、集中して勉強する。
分からないところを放置しない。
定期テストや模試を振り返る。
英語や数学の基礎を積み上げる。
進路について少しずつ考える。
こうした経験をしておくことは、高3になった時に大きな支えになります。
受験生が駆け抜ける姿を近くで見ることにも意味があります。
「あれくらい勉強する時期が来るんだ」
「大学受験はこういう空気になるんだ」
「今のうちから準備しておいた方がいいんだ」
そう感じるだけでも、高1・高2の過ごし方は変わります。
夏を駆け抜けた人は、秋につなげていく
夏を駆け抜けたことは、とても大きなことです。
ただし、夏で終わりではありません。
ここから学校が始まります。
授業もあります。
定期テストもあります。
模試もあります。
部活や学校行事もあります。
受験生は、過去問演習や志望校対策がさらに本格化します。
夏休みと同じような時間の使い方はできなくなります。
だからこそ、夏に作った勉強習慣を、秋の生活にどうつなげるかが大切です。
夏だけ頑張った。
それで終わるのではなく、
夏に作った勢いを、秋の実践につなげる。
夏に見つけた課題を、秋に埋めていく。
夏に積んだ勉強量を、秋の得点力につなげる。
ここからが次の勝負です。
最後に
夏休みは、終わってみれば本当にあっという間です。
でも、そのあっという間の時間をどう過ごしたかで、秋以降の自分は変わります。
この夏、シン塾の生徒たちはよく駆け抜けてくれました。
毎日のように机に向かい、目の前の課題に取り組み、相当な勉強量を積んでくれたと思います。
学力が上がったかどうかを、毎日ちょくちょく気にしている暇はなかったかもしれません。
でも、それでいいのです。
無我夢中でやり切った先に、
「気づいたら、前よりできるようになっていた」
という変化があります。
夏は、成長を確認し続ける時間ではなく、成長するために駆け抜ける時間です。
そして、ここからはその夏の積み上げを、秋の実践につなげていきます。
受験生は、過去問演習と面談を通して、より現実的に志望校へ向かっていく時期に入ります。
高1・高2生は、この夏に作った勉強習慣を、学校が始まってからも続けていくことが大切です。
この夏を駆け抜けた経験を、次の成長につなげていきましょう。
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シン塾代表 三谷知廣
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